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災害・感染症に強い建物を 大幸社寺

産業2022年6月14日 11時19分
災害・感染症に強い建物を

社寺建築の設計・施工を手掛ける大幸社寺工務店(東京都足立区)は、アイデアを凝らした内装設計で、感染対策と内装の美しさを両立させている。

同社は15人の宮大工を抱え、社寺の新築工事を中心に各地で施工を手掛けている。近年は自社設計にも力を入れており鈴木雅人社長(37)は「自分たちが良いと思って作ったものを、大幸社寺のブランドとして広げたい」と意気込む。

特長の一つは災害や感染症に強い建物づくりだ。地震や風水害の多発を受け、アルミサッシを利用した気密性の確保や壁面への保護塗装、屋根瓦の軽量化など、災害を意識した施工を行っている。

内装の機能美も評判で、格天井の升目の四隅を換気口に改修するほか=写真、空調設備を天井に一体化させるなど、新型コロナウイルス対策とともに見た目に配慮している。換気と虫よけを両立するため木製の格子窓に網戸を取り付けるなどユニークな発想が光る。

1850年創業。1968年から大幸工務店として、社寺建築のほかマンションなど一般住宅の施工も手掛けてきた。2013年に社寺建築部が独立し、大幸社寺工務店として設立。創意工夫に富んだ内装設計には、過去に手掛けてきた住宅工事の経験も生きている。

次々と湧き出るアイデアの源は、顧客の要望を真摯に受け入れることだという。「お客様と共に創る」がモットーで、独自の空調設備も寺院の悩みを聞いて実現した。

鈴木社長は「建物を見直すことで防災や感染対策の準備ができることに気付いていただけたら」と話している。

問い合わせは同社=電話048(452)4062。

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