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参拝者減り解散する団体も 戦後75年変わりゆく慰霊祭

2020年8月7日 16時46分
千人規模で行われていた当時の第14期海軍飛行専修予備学生慰霊法要 千人規模で行われていた当時の第14期海軍飛行専修予備学生慰霊法要

戦後75年を経て戦没者の慰霊の儀式も大きな曲がり角を迎えている。慰霊行事を支えてきた戦争体験者、被爆者、遺族の高齢化で参列は減り、執行規模の縮小や中止を余儀なくされ、行事自体の存続が危ぶまれる例もある。一方で、戦争の悲惨さを忘れてはならないと新たに始まった慰霊の行事がある。戦没者の追悼・慰霊と平和祈願を中心としたものから、次世代への継承や平和構築のための論議に重点が移り、執行形態や内容も変化しつつある。戦後75年の夏を迎え、慰霊祭の変遷を追った。

和歌山県高野町の高野山大圓院は1942年に学徒出陣した第14期海軍飛行専修予備学生の菩提所。先代の藤田光幢・第43世住職(2005年に死去)が高野山大から学徒出陣した同期に当たることから、1967年に奥之院一の橋近くの大圓院が管理する敷地に慰霊碑「あゝ同期の桜の塔」を建立し、毎年9月の第2土曜・日曜に慰霊法要を営んでいる。同院の本堂横には写真や資料を収集展示する慰霊堂もある。

14期約3200人のうち、約400人が特攻などで戦死。かつては慰霊法要に全国から同期の元兵士や遺族ら千人を超える人々が高野山に集まり、塔頭の宿坊10カ寺を借り切った。俳優の故鶴田浩二氏や故西村晃氏、茶道裏千家家元の千玄室大宗匠らも顔をそろえていた。しかし約50年を経て同期の大半がこの世を去り、現在の参列者は遺族ら30人ほどに。同期は90歳を超え、参列は珍しくなっている。(詳細は2020年8月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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