宗門「新たな始まり」印象付け 大谷派門首継承式
2020年11月25日 16時51分
暢裕門首は「同朋の輪の広がりに微力を尽くしてまいりたい」と3カ国語で挨拶した
真宗大谷派は20日、7月に就任した大谷暢裕・第26代門首(69)の門首継承式を京都市下京区の真宗本廟(東本願寺)で営んだ。1996年の前回の継承式は、暢顯前門(90)が「悲痛な混迷を逆縁として」81年に制定された宗憲の順守を強調し、戦後に大谷派を揺るがした教団問題の余燼を強く反映。他方、暢裕門首は今回、「社会の諸相」へのまなざしや「『南無阿弥陀仏』を世界中の人々に届けること」に言及し、宗門の安定と「新たな始まり」を印象付けた。(詳細は2020年11月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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