花園大次期学長に元文科省局長・磯田氏
2020年11月25日 16時51分
花園学園(理事長=栗原正雄・臨済宗妙心寺派宗務総長)は25日の理事会で、丹治光浩学長の後任に元・文部科学省高等教育局長で、現・名古屋大アジアサテライト学院長の磯田文雄氏(67)を選出した。磯田次期学長の任期は2021年4月1日から4年間。
花園大は伝統的に師家分上(老師)の僧侶が学長を務めてきたが、15年に師家分上の総長制度(現在は2代目・横田南嶺円覚寺派管長)を別に設け、学長には社会福祉学部教授の丹治氏を起用した。磯田氏は新制度の学長として2代目となる。師家分上は就任条件ではないが、僧籍は必要で、磯田氏は栗原理事長の下で得度している。(本紙27日付で詳報)