コロナ厳戒下の報恩講 真宗本廟
2020年12月3日 15時25分
飛沫拡散防止のため出仕者の間をパネルで区切って勤めた「坂東曲」
真宗大谷派真宗本廟(東本願寺、京都市下京区)で11月21~28日、宗祖親鸞聖人を偲ぶ報恩講が営まれた。今年は新型コロナウイルスの影響で、読経中の飛沫拡散防止のためのパネル設置や参拝者数の制限など、様々な対策を講じた異例の一週間となった。
コロナ対策として、合唱団も出演する例年の「御正忌報恩講讃仰法要(音楽法要)」や渉成園のライトアップなどの関連行事を中止し、境内で各種展示物などを紹介するテントの設置も控えた。(詳細は2020年12月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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