「伝わる伝道」最大テーマ 本願寺派総長会見
2021年1月5日 17時18分

浄土真宗本願寺派の第318回特別宗会で総長に再選された石上智康氏(84)が12月22日に記者会見し、「多くの人たちが厳しい社会状況で苦しんでいる。そういう人たちに私どもの広大無辺な悟りの世界をどう分かりやすく、正しく伝わるようにするかが最大のテーマ」などと抱負を語った。
石上総長は大谷光淳門主が自身のほかに、初とみられる女性の総長候補として沖井智子氏(64)を指名したことについて「ご門主様の御心がどこにあるかは分からない」と前置きしつつ「深い深い、並々ならぬお考えがあるのではないかと拝察している」と述べた。(詳細は2021年1月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)