埼玉のベトナム寺院、実習生支援に全力
2021年1月12日 17時19分
誕生祝いの花やプレゼントを贈られるタム・チー住職(左から2人目)
ベトナムの尼僧ティック・タム・チー氏(43)が住職を務める「ベトナム寺院」大恩寺(埼玉県本庄市)で2日に新年の法要が開かれ、コロナ禍で帰国できない同国出身の技能実習生ら約50人と共に新型コロナウイルスの早期終息を祈願した。
タム・チー住職は2000年に来日し、大正大の仏教学科を卒業後、国際仏教学大学院大博士課程に入学。この間、東日本大震災が発生し、その影響で困窮したベトナムの実習生を都内で保護した経験を持つ。(詳細は2021年1月8日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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