あの日を忘れない　大震災法要に手書き塔婆　石巻西光寺

法要で立てる塔婆を手にする樋口副住職（写真の一部加工）

東北地方を中心に関連死を含む死者・行方不明者2万2千人を超える被害をもたらした東日本大震災から11日で10年を迎える。「あの日を忘れない」との思いを胸に、宗教者は犠牲者・遺族、町の人たちに寄り添い続ける。

震災で多くの犠牲者が出た宮城県石巻市。沿岸部にある浄土宗西光寺は毎年3月11日に追悼法要を営む。法要を前に1日、樋口伸生副住職（58）は当日に立てる特別な卒塔婆の準備に励んでいた。(詳細は2021年3月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み）