「思い後世に」青年僧ら決意 東日本大震災で追悼慰霊
2021年3月12日 10時55分

2万2千人を超える死者(関連死含む)・行方不明者を出した東日本大震災から11日で10年となり、各地で宗教者の追悼・慰霊行事が営まれた。コロナ禍で規模を縮小し、オンラインで全国をつなぐなどして犠牲者を悼むとともに、道半ばの被災地の復興を加速させ、震災の記憶を未来へつなぐ決意を新たにした。
真言宗智山派の福島第一教区智山青年会は11日、東日本大震災物故者慰霊の海岸回向を福島県いわき市内6カ所で営んだ。青年僧らは、犠牲者供養への真摯な気持ちと震災を忘れることなく後世に伝えるという強い決意を胸に、僧衣を潮風にはためかせ読経した。(詳細は2021年3月12日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)