悩み相談に「AIブッダ」 京都大と青蓮院が試作品開発 僧侶の代替できぬ 島薗進・上智大特任教授
2021年4月2日 11時03分

もし釈尊がそばにいて相談に乗ってくれたらどれほど心強いか――。そんな願いをかなえてくれそうな仏教対話AI(人工知能)「ブッダボット」が現在開発中だ。京都大こころの未来研究センター(京都市左京区)の熊谷誠慈准教授と天台宗青蓮院門跡(同市東山区)の東伏見光晋執事長らのグループが3月26日に試作品第2号を記者に公開した。宗教的知識と対話スキルの向上が課題だが、精度が高まれば将来、僧侶の仕事をAIが脅かす事態も生じるかもしれない。(詳細は2021年4月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)