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研究会3カ月ぶり 髭僧の正体に迫る

2021年10月25日 10時13分
研究会3カ月ぶり 髭僧の正体に迫る

鎌倉禅研究会は14日、臨済宗建長寺派大本山建長寺(神奈川県鎌倉市)で3カ月ぶりに研究会を開いた。約30人が参加し、禅の歴史や茶の文化について学んだ。

芳澤元・明星大准教授は中世の文献に登場する「髭僧」の正体に迫った=写真。真言密教と華厳の僧侶の対談内容をまとめた『梅林折花集』に「武蔵ノ秩父」や「陸奥白河関」には髭もそらず髪も長く、山中で数年間修行している「髭僧」と呼ばれる僧侶がいるとの記述がある。華厳の僧侶は、髭僧は禅宗の僧侶ではないかと推理している。

芳澤准教授は、中国・元の禅僧・中峰明本を模範として山林修行する宗教運動が14世紀の日本の東国社会にあったと指摘。秩父の太陽寺の開山を髭僧大師=高峰顕日とする伝承に触れ、14世紀半ばに登場する髭僧と1316年に没した高峰顕日では生存期間が一致せず、同寺2世の洞翁が髭僧だったのではないかと推測した。(詳細は2021年10月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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