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翠雲堂

【香華抄】江川辰三・元曹洞宗管長

2021年12月24日 13時57分
石川素童禅師への思いを語る江川氏(2019年9月) 石川素童禅師への思いを語る江川氏(2019年9月)

大本山總持寺の中興の祖と称される石川素童禅師が石川・能登の信徒と交わした約束を法孫として果たした。全ての人を受け入れる包容力を持ちつつ、自ら行動で示す信念の人だった。

火災で焼失した本山を能登から横浜に移した石川禅師は移転に際し、祖院で毎秋に営む「御征忌」は、本山の貫首が勤めると住民らに約束。だが、いつの頃からか御代理になっていた。

それを法孫として毎年、御親香で法要を勤めた。江川貫首に監院を任された乙川暎元・宗現寺住職は「(江川)禅師様は祖院の監院も務められ、大衆(修行僧)と托鉢をされた。移転させた石川禅師は地元で抵抗されていたが、禅師様はそれを承知で監院となり、地元と非常に打ち解け、信頼を得ていた」と振り返る。

座右の銘は「我逢人」。若き道元禅師が本当の師匠を求めて中国に渡った際、師匠に巡り逢えた時の感動を表現した言葉だ。人との出会いを宝とし、どのような人とも仲良く話した。親交の深かった服部直哉・宗三寺住職は「子ども、僧侶、檀信徒など、それぞれの視線に合わせて話すことができた」。周りにはおのずと人が集まり、多くの人々を親しく教化した。

服部住職は「みんなが引き付けられる魅力があり、みんなが会いにいった。奥で横になっている時は肌着で出てこられるなど、本当に全てをさらけ出すような方だった。それでいて朝の坐禅に必ず参加されるなど、自分に厳しかった。背中で人に教えるような方だった」と、禅師の在りし日を偲んだ。(赤坂史人)

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