聖徳太子の遺徳偲ぶ 宮内庁職員ら、磯長墓で1400年式年祭 大阪・叡福寺
2022年4月18日 09時39分
皇族拝所で拝礼する宮内庁書陵部古市陵墓監区事務所所長。左に奉仕員2人、右に近藤管主らが並ぶ
皇室の聖徳太子1400年式年祭が11日、大阪府太子町の単立叡福寺内にある聖徳太子磯長墓で、神式で斎行された。
宮内庁が管理する各陵墓では毎年の没日に正辰祭が営まれており、節目の年には式年祭がある。天皇陵の式年祭のような奉幣は皇族墓では行われておらず、儀式内容は例年の正辰祭と変わらない。磯長墓は考古学的には「叡福寺北古墳」と呼ばれ、没年とややずれる7世紀後半の様式を示すが、太子の墓の可能性が高いと考えられている。(詳細は2022年4月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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