【ロシア、ウクライナ侵攻】UOC独立「なし」 全面的支持を決定 露正教会公式サイト
2022年6月8日 11時32分
モスクワ総主教庁の傘下にあったウクライナ正教会(UOC)の「独立」について、ロシア正教会の聖シノドが5月29日に開かれ、UOCの評議会の方針に対する全面的な支持を決定した。
ロシア正教会公式ウェブサイトによれば、この決定に関連し、同総主教庁外部教会関係局議長のイラリオン府主教は、UOCの動向を「前例のない圧力の文脈で理解するべきだ」との解釈を示した。
同府主教は「私はキエフで何が起こったかではなく、何が起こらなかったかについて語りたい。ウクライナ正教会がロシア正教会から分離したという意見があるが、分離についての声明は出ていない。同教会はこれまで通りの独立と自治の地位を保っている」と指摘した。(詳細は2022年6月8日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)