神社本庁総長人事 庁規第12条の解釈を議論
2022年6月29日 14時32分
神社本庁総長(6月3日に任期満了)の後任人事を巡り混乱する中、臨時役員会(定数17席、1席欠員)が23日に開かれた。
鷹司尚武統理は、既に「総長に芦原髙穂・北海道神社庁長を、副総長に西高辻信良・福岡県神社庁長を指名した」という認識で、常務理事選出のため招集したが、動議により総長人事が上程され、田中恆清氏の再任を決議。田中氏は副総長に前職の𠮷川通泰・広島県神社庁長を推薦した。鷹司統理は田中氏・𠮷川氏への指名を行わなかった。複数の弁護士が出席し、庁規第12条の「総長は、役員会の議を経て、理事のうちから統理が指名する」の条文の解釈について話し合ったという。(詳細は2022年6月29日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)