設計の桝井氏に日本造園学会賞 「庭は心の鏡」美しい苔庭に 日蓮聖人の祖願を具現化 実相寺「一天四海皆帰妙法の庭」
2022年7月15日 13時23分

日蓮宗実相寺(埼玉県川口市)の庭園を設計したデザイナー・桝井淳介氏が、日本造園学会賞(設計作品部門)を受賞した。日蓮聖人の願いを具現化した苔庭が参拝者に親しまれていることが高く評価された。
表彰対象となった「一天四海皆帰妙法の庭」は、創建650年記念で2014年に建立した客殿内にある。一対の槙の古木が釈尊の慈悲の広大さを想起させ、中心に据えられた灯籠が法灯の歴史を象徴。大きな貴船石が力強く優しい日蓮聖人、三つの吉野石が弟子に見立てられる。(詳細は2022年7月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)