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2024宗教文化講座

新総長に荻野氏 白票が最多の異例事態 浄土真宗本願寺派

2024年3月8日 17時00分
荻野昭裕氏 荻野昭裕氏

浄土真宗本願寺派第323回定期宗会で8日、池田行信総長の辞任に伴う総長選挙があり、荻野昭裕氏(68)が新総長に決まった。

大谷光淳門主は総長候補者として、池田氏と池田総局の筆頭総務で八五倶楽部所属の荻野氏の2人を指名した。投票結果は75票のうち白票が34票、荻野氏が27票、池田氏が13票、無効票が1票で、白票が最多を占める異例の事態となった。

2人の候補者はいずれも新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)に賛同しており、新しい「領解文」の推進に反対する議員らが、選択肢を与えられなかったとして白票で意思表示をしたとみられる。宗会内の対立構造は強まり、半数近くから票を得られない状況で荻野総局は始動することになる。

荻野新総長は「議決いただいた明年度基本方針と予算を粛々と執行していく。白票の意味は理解している。多くの意見を宗務に取り入れながら進めていく」と話した。

和歌山教区淨國寺(和歌山県海南市)住職。2008年から4期宗会議員を務め、前石上総局で副総務、池田総局で筆頭総務を歴任した。宗派外では龍谷大事務局長、龍谷大、成徳学園、伊万里学園の理事を務めた。(2024年3月13日号の続報をご覧ください)

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