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「偽撰遺文学」を提唱 日蓮遺文巡り山上弘道氏 門流の思想知る史料

2024年6月21日 11時44分
宗祖遺文の真偽を判断した理由を説明する山上氏 宗祖遺文の真偽を判断した理由を説明する山上氏

日蓮聖人門下の僧俗有志でつくる「法華コモンズ仏教学林」は15日、東京・新宿の日蓮宗常円寺で集中講座「『日蓮遺文解題集成』の解説」を開いた。山上弘道・興風談所所員は宗祖遺文に偽撰が多くあることを指摘しつつ「当時の門流の思想を知ることができる貴重な史料」と、積極的な評価の可能性を示し「偽撰遺文学」として研究に取り組むことを提唱した。

直筆が多く伝来する日蓮聖人遺文だが、門下による写本のみが残るものもある。その真偽問題は宗門教学や布教の基盤であり重要視されている。山上氏は昨年12月に『日蓮遺文解題集成』を出版し、遺文573編のうち約4分の1に当たる145編を偽撰、30編を真偽未決との見解を示した。(詳細は2024年6月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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