宗務庁機構、一部見直しへ 審議会の在り方で提言 浄土宗
2024年8月5日 09時12分
浄土宗の川中内局は7月30日の第14回企画調整審議会(新谷仁海会長)で、宗務庁の3部1室体制に一定の見直しを施す方針を明らかにした。
宗務庁の機構は、2019年度に5局2室3事務局体制から総務部・教学部・社会部・企画調整室の3部1室体制に改編された。その後、企画調整審議会などで新機構の課題が協議され、同審議会は5月23日付で川中光敎宗務総長に提出した意見具申で、所管事項が多い総務部について、担当業務の見直しや財務部門の独立性を高める必要性を指摘した。
川中内局はこの意見具申に沿って見直しをする考えで、名越邦󠄄博・企画調整室長は30日の審議会で「組織の見直しに合わせて職員の職階を見直すことも考えなくてはならないと思っている。適切な組織を構築していきたい」と述べた。(詳細は2024年8月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)