快慶仏の魅力語る 青木淳教授が講演 背景に法然の浄土思想
2024年8月6日 09時18分
仏師・快慶の仏像の魅力について語る青木淳・多摩美術大教授
多摩美術大の青木淳教授は7月26日、都内で開かれた「つむぐプロジェクト」主催の講演会で「快慶に出会う―自得寺阿弥陀如来像から―」と題して講演した。運慶と共に鎌倉時代を代表する仏師の快慶について「明らかに浄土宗を開いた法然上人の信者だったと言える。美術史では仏像の造形にばかり言及されるが、その背景にある仏師の思想や信仰についても考えるべきだ」と強調した。(詳細は2024年8月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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