五輪開会式の道徳的頽廃 トルコ・エルドアン大統領が批判 イスラム教徒、怒り 教皇も遺憾の意
2024年8月7日 11時47分
パリオリンピックの開会式でLGBTQのアピールのため「最後の晩餐」をパロディー化した演出があったことに関し、トルコのエルドアン大統領は1日、バチカンの教皇フランシスコに電話で「道徳的頽廃」に対して共に抗議する必要を伝えた。トルコ大統領府の公式「X」(1日付)が公表した。
4日付のバチカンニュースによれば、教皇フランシスコも「全世界が共通の価値観を共有するために集まる名誉あるイベントにおいて、多くの人々の宗教的信念を嘲笑するような暗示があってはならない」と述べ、開会式のイベントに「悲しみと遺憾の意」を表明した。ただし、エルドアン大統領との電話会談については触れていない。(詳細は2024年8月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)