藤實氏が新執行長に 安永氏は退任へ 西本願寺
2024年8月8日 10時32分
京都市下京区の浄土真宗本願寺派本山本願寺は7日、第35回評議会臨時会を開き、新たな執行長に前監正局長で滋賀教区報恩寺(滋賀県彦根市)前住職の藤實無極氏(82)を選出した。今後、大谷光淳・本願寺住職の任命を受けて就任する。執行長は本願寺代表役員となり、任期は8月28日から2年間。
現執行長の安永雄玄氏は、1期で退任となる。安永氏が候補者に指名されなかったことに対して評議員からは「安永氏が新たに始めた取り組みも多い。まさか2年で退任するとは」と驚きの声が上がった。退任は、安永氏側からの希望ではないという。(詳細は2024年8月9日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)