文化財保護の重要性印象付ける 真言宗室生寺派聖林寺・十一面観音菩薩立像(奈良県桜井市)
2024年8月26日 09時56分
天平彫刻の代表作。1951年に現制度下で初めて国宝指定を受けた仏像24体のうちの1体で、明治時代に米国人美術研究家・フェノロサがその美しさに魅了され秘仏の禁を解いたといわれる。
明治以前は、聖林寺から約5㌔離れた大神神社(奈良県桜井市)の神宮寺、大御輪寺に祀られていた。今は2年前に完成した観音堂に安置されている。(詳細は2024年8月23日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)