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本殿見下ろす形「冒とく」 至近に道路高架計画 訴訟辞さぬ構え 広島・住吉神社

2024年8月26日 09時56分
高架が本殿のすぐ後ろの上に、圧迫するように建築されると指さす森脇宮司 高架が本殿のすぐ後ろの上に、圧迫するように建築されると指さす森脇宮司

広島市中区の住吉神社の北側を通る国道2号で、「西広島バイパス」の高架伸延工事が進められている。高さ約20㍍の高架は神社本殿の至近距離を通過する計画で、森脇宗彦宮司は「本殿を見下ろす形になるのは神様に対する冒涜だ」と訴えている。

同神社が問題視するのは、高架の高さが遮音壁を入れると20㍍を超える上に、本殿との距離が8・6㍍と極めて近いこと。全国的には高架が隣接して建設される神社が補償を受けて本殿を移設した例が複数ある。同神社は工事計画の変更や周辺の環境整備などを要望しているが、全く聞き入れられていないという。(詳細は2024年8月23日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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