清衡の願いを未来へ 中尊寺金色堂建立900年 争いない世界へ祈り 奥山貫首「思い伝える使命」
2024年8月28日 11時43分
岩手県平泉町の天台宗中尊寺で20日、金色堂(国宝)の建立900年慶讃法要が営まれた。奥山元照貫首の導師の下、一山僧侶が出仕し、争いのない平和な世を願った奥州藤原氏の思いを継承していくことを誓った。
金色堂は1124(天治元)年、奥州藤原氏初代藤原清衡が建立。前九年・後三年合戦を経験した清衡は、戦乱で亡くなった人全てを敵味方の区別なく慰霊し、奥州に仏国土を建設しようと壮麗な伽藍を造営した。(詳細は2024年8月28日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)