円安・利上げリスクに資金運用で対応 デュアル債1億円購入 曹洞宗今年度 追加投資には慎重姿勢
2024年8月30日 13時59分
曹洞宗宗務庁は、低金利環境の長期化を受けて2019年に資金運用に関する内規を整備し、運用を始めた。23年度予算で一般会計に3億円の債券等購入費を新設、24年度予算では一部の特別会計にも拡大した。今年度は為替リスクへの対応のため、一般会計から1億円を支出して債券を購入している。
購入したのは、払い込みと利払いは円、償還はドル等外貨で行ういわゆる「デュアル債」。宗務庁は昨年度にもデュアル債に9千万円を投資している。宗務庁の担当者によるとデュアル債の購入は、円安のさらなる加速に備えたセーフティーネットだという。(詳細は2024年8月30日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)