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入山税導入方針に高野山 「事前の打診なかった」 今川宗務総長宗会で明かす 町との協議具体化なく

2024年9月6日 10時13分
宗会で挨拶する今川宗務総長 宗会で挨拶する今川宗務総長

和歌山県高野町の平野嘉也町長が今年3月に高野山への観光客を対象にした入山税を2028年度までに導入する方針を表明したことに関し、高野山真言宗の今川泰伸宗務総長は金剛峯寺側に事前の打診がなかったことなどを4日の第175次秋季宗会で明らかにした。高野町との間で入山税に向けた協議に入っていないことなども説明した。

入山税に関する議員からの質問に対し、今川宗務総長は「(入山税は)町長が個人で思ってぶち上げた考えだと認識している」と述べる一方、「3千人を下回る人口規模の町が年間約150万人の来訪者を迎えるための環境維持は不可能に近い」などと町の意向もおもんぱかった。(詳細は2024年9月6日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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