能登豪雨、寺院にも被害 復旧作業「一からやり直し」 各教団、情報収集中
2024年9月25日 11時27分
記録的な豪雨で川の氾濫や土砂崩れがあった石川県の能登半島で複数の寺院に被害が出ており、各教団は情報を収集している。
石川県の輪島、珠洲、能登、穴水の2市2町を管轄する高野山真言宗能登宗務支所(38カ寺)の川元祐慶支所長(明泉寺=石川県穴水町=住職)は24日午前11時現在、支所内寺院住職28人のうち5人と連絡が取れ、うち輪島市・岩倉寺から被害の報告を受けた。
一二三秀仁住職の自宅に土砂が流れ込み、住職の母親が土砂につぶされた自宅内に取り残された状態だったが、無事救出された。同寺は元日の地震で本堂などが損壊し、境内各所に甚大な被害が出ていた。川元支所長は連絡が取れていない寺院の状況確認を進めている。(詳細は2024年9月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)