文化財護持、国宝指定励み 萬福寺で記念式典 建築様式、黄檗の芸術象徴評価
2024年12月25日 10時49分
法堂、大雄宝殿、天王殿が国宝に指定された黄檗宗大本山萬福寺(京都府宇治市)は14日、来賓や関係者ら約500人を招いて記念式典を開いた。国宝指定を慶祝するとともに今後も同寺の文化財を護持していくことを誓った。
近藤博道管長は「長い歴史の中で、存続が危ぶまれる時代もあった。何とか先人の力で修復に修復を重ねて現在に至っている。先人の方々に敬意を表したい。国宝指定を一つの励みとして、後世に伝わっていくものと信じている」と挨拶した。(詳細は2024年12月20日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)