PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回「涙骨賞」を募集
PR
第16回「涙骨賞」を募集 中外日報宗教文化講座

恵方巻き

〈コラム〉風鐸2019年2月12日 15時00分

節分の風物詩となった「恵方巻き」が今年は論議の的となった。昨年、スーパーなどで恵方巻きが大量に売れ残って廃棄処分されたことが問題になり、農林水産省が1月、業界団体に対して「貴重な食料資源の有効活用」を文書で通知したからだ◆通知は「需要に見合った販売の推進」を会員企業に周知し、廃棄食料を減らすよう呼び掛けた。食べられるのに捨てられる「食品ロス」は日本では年間約646万トン(2015年度)、東京都民の1年分の食料に相当するという◆背景に食品流通の「3分の1ルール」があるとされる。製造日から賞味期限までを3分割し、納品は製造日から3分の1、販売期限は賞味期限の3分の2に当たる日とし、その日を超えた食品は、たとえ問題なく食べられる品質でも撤去、廃棄する商慣習だ◆節分に恵方を向いて巻きずしを黙して食べる風習は、さほど古いものではない。諸説あるが、昭和初めの大阪・船場の商家あたりが発祥らしい。その後、巻きずしの海苔や厚焼きなど関連業界が宣伝に努め、小売すし店チェーンが全国に広めた。バレンタインデーのチョコレートと同様の便乗商法と言っていい◆過剰生産で食品が捨てられる一方、飢餓に苦しむ世界があるのも現実。この矛盾をどうすればいいのか。妙案は思い付かないが、取りあえず恵方巻きを残さず丸かじりすることから始めたい。(士竪俊一郎)

動物実験といのち

7月22日

動物実験を巡る問題を論じる研究会に参加した。薬剤などを動物で試すのは虐待だという訴えと科学の進歩との調和を図る試みは多様で、最近は国際的な基準によって、微生物や細胞、知覚…

トランプ流

7月16日

韓国・板門店で6月30日に電撃的に行われた第3回米朝首脳会談は世界を驚かせた。朝鮮戦争停戦の軍事境界線を踏み越えて握手する両首脳の映像は、直前の華々しいG20大阪サミット…

100人に1人

7月9日

推計61・3万人――。40~64歳の中高年層における、引きこもりの状態にあるとされる人の数である。今年3月、内閣府が公表した。2015年度に公表された15~39歳の54・…

持続可能な社会 SDGsと宗教界の貢献

社説7月19日

出生前検査への対応 いのちの意義捉え直す

社説7月17日

政治家は判断示せ 核兵器禁止が指し示す未来

社説7月12日
宗教文化講座
  • 中外日報採用情報
  • 中外日報購読のご案内
  • 時代を生きる 宗教を語る
  • 自費出版のご案内
  • 紙面保存版
  • エンディングへの備え― 新しい仏事 ―
  • 新規購読紹介キャンペーン
  • 中外日報お問い合わせ
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加