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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回「涙骨賞」を募集
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第16回「涙骨賞」を募集 中外日報宗教文化講座

子の親への思い

〈コラム〉風鐸2019年2月19日 16時25分

子ども食堂を運営する僧侶は、訪れる子らの家庭の窮状が心配だ。服は洗濯されておらず、合わない靴を履いている。「ネグレクトや夫の暴力で離婚した母子家庭も多く、あおりを子供が受けている」◆しかしスタッフが不用意に家庭の事情に非難がましいことを言うと子供は猛反発する。貧困対策を連想させる「子ども食堂」の呼称も「うちは貧乏じゃない」との子供の声で「まんまる広場」に改めた。料理が余ると、家で満足に食べさせられていない子に限って「母さんに」と持ち帰るという◆食事をする女子中学生が「ここへ来たらうちが助かっていい」と話し、「でも、お母さんは病気がいっぱいあるから黙って家を出てくる」と悲しそうに打ち明けるのには胸が痛んだ◆虐待から保護された子供を育てているキリスト教系児童養護施設では、最も信頼すべき親から凄惨な暴力を受けた子が大人に拒絶反応を見せる。だがその子らも親に対しては心を寄せ、面会日を楽しみにする。親から無視されることによる「愛着障害」の裏返しだろうか◆施設の理事長は「ここでは、生まれてきてくれただけでありがとうなので、どんなばかなことをしても無条件で受け入れます」。しつけなどされたことのない子らを見守る僧侶も「居場所なのですから、まず安らいでほしい」と語る。最も小さくされた存在に寄り添う宗教者がそこにいる。(北村敏泰)

動物実験といのち

7月22日

動物実験を巡る問題を論じる研究会に参加した。薬剤などを動物で試すのは虐待だという訴えと科学の進歩との調和を図る試みは多様で、最近は国際的な基準によって、微生物や細胞、知覚…

トランプ流

7月16日

韓国・板門店で6月30日に電撃的に行われた第3回米朝首脳会談は世界を驚かせた。朝鮮戦争停戦の軍事境界線を踏み越えて握手する両首脳の映像は、直前の華々しいG20大阪サミット…

100人に1人

7月9日

推計61・3万人――。40~64歳の中高年層における、引きこもりの状態にあるとされる人の数である。今年3月、内閣府が公表した。2015年度に公表された15~39歳の54・…

持続可能な社会 SDGsと宗教界の貢献

社説7月19日

出生前検査への対応 いのちの意義捉え直す

社説7月17日

政治家は判断示せ 核兵器禁止が指し示す未来

社説7月12日
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