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必要なカミ

〈コラム〉風鐸2019年3月6日 17時38分

日本の新聞の発行部数がついに大台を割り込んだ。日本新聞協会が1月に発表した日刊紙の部数調査によると、昨年10月時点で4千万部を下回り3990万部だった。1997年の5376万部をピークに、毎年100万部前後減少し、この1年は222万部も落ち込んだ。20年余で1400万部近く減らしたことになる◆若者の活字離れやインターネット、SNSの台頭などで新聞の危機が叫ばれて久しい。新聞の生き残りへ楽観・悲観の両論が交錯する中、憂慮するのはネットなどで散見される「紙」はもはや不要という声だ◆宗教界に目を転じると、文化庁が先月配布した『宗教年鑑』(平成30年版)で、日本の「信者数」が約1億8116万人と「2億人」を割っていることに気付いた。長らく“人口の倍いる”と話題に上っていた数字だ◆平成で最多、1992年の2億2009万人から漸減し、78年から32年間続いた2億人台は2009年に終わった。その後の減少は急激だ。年鑑の数字は各教団の報告をまとめただけでうのみにはできないが、大きな傾向を読み取ることはできるだろう◆カミ(宗教)は要らない、という声を表立って聞くことはないが、宗教を取り巻く人々の意識や文化は確実に変容している。新聞の危機と共に専門紙には逆風だが、「必要な紙」であり続けるために、知恵を絞り、汗をかくしかない。(飯川道弘)

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