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黒い校則

〈コラム〉風鐸2019年3月28日 18時24分

およそ学校という学校には校則がつきものである。持ち物、服装、身だしなみ。学校によって内容に差はあれど、様々な決まりやルールが定められている◆その校則を巡って近年、一部の校則が、厳し過ぎる「ブラック校則」だとして物議を醸している。2017年、大阪府立高校に通っていた元女子生徒が、生まれつき茶色い頭髪を黒く染めるよう学校に強要され、不登校になるなど精神的苦痛を受けたとして、府に慰謝料を求める訴訟を起こした◆「黒染め強要訴訟」と呼ばれるこの裁判を機に、「ブラック校則」が全国的にクローズアップされるようになった。頭髪の色だけでなく、下着の色は白でなければならないとか、日焼け止めを使用してはいけないとか、首をかしげたくなるような校則もあるらしい◆訴訟をきっかけに校則を見直す動きも出始め、東京都内の一部の公立中学のように、校則全廃に踏み切った学校もある。行き過ぎた校則や、妥当性がない決まりは見直しが必要だろう。反対に、例えば学校でのスマホの取り扱いなど、かつてはなかった対応も求められている◆間もなく新しい元号が発表されると、程なく各地で入学式が行われる。新入生の中には校則に戸惑う生徒もいるだろう。校則を考える上で肝心なのは、黒いかどうかだけではなく、何のために校則があるのかという本質的な視点ではないだろうか。(三輪万明)

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