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モノからコトへ

〈コラム〉風鐸2019年4月15日 14時45分

2018年度グッドデザイン大賞展「おてらおやつクラブ・丸の内別院」が東京・日比谷で開かれている。仏様に供えた食品等を「お下がり」として、経済的に困難な家庭や支援団体に「お裾分け」する活動が紹介される◆同クラブの事業は、菓子のパッケージを描いたりするわけではないので、グッドデザイン賞の受賞に違和感を覚える向きもあるかもしれない。しかし今、デザインという言葉が意味するのは、服飾や建築などモノをつくるだけでなく、むしろ社会を動かすコトを生み出す行為だ◆グッドデザイン賞の受賞作には、主人公の胸の内を想像することを楽しむ「一人称童話」など、斬新な発想が目立つ。おてらおやつクラブも、既存の組織・人を無理なくつなぐ仕組みが高く評価された◆仏教界でもかつて遠忌等の記念事業といえば箱物建築のハード整備だったが、日蓮宗の宗祖降誕800年事業が布教ソフト構築を中心とするように、モノからコトへ重心が移り始めている。寺社フェス「向源」など若い僧侶たちがコトに着目して仏教普及に努めているのも頼もしい◆新たなコトを発想するには脳に大変な汗をかかねばならない。しかし日々人の心に向き合う宗教者の中には、新たなデザインの種が潜んでいるはずだ。「おてらおやつクラブ・丸の内別院」は22日まで。会場で「おそなえ」も受け付けている。(有吉英治)

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