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旧暦2033年

〈コラム〉風鐸2019年5月21日 10時06分

改元に伴う長い連休の最終日、今月6日は今年の立夏であった。夏が立つと書いて夏の始まりを表す。初夏の季語でもあり、正岡子規に「夏立ちし瓶につゝじの花古き」という句もある◆立夏や春分、秋分などの二十四節気は、春夏秋冬の四季をさらに細分化したもので、旧暦では季節を区分する名称として用いられてきた。節気のほか雑節という区分もある。節分や彼岸、八十八夜などがそれで、明治初めの改暦で旧暦が廃止されて約150年になるこんにちでもなじみの深いものが多い◆なじみといえば、仏事と密接に関わる六曜もまた、旧暦を基に決められている。旧暦の月と日の数を足して6で割り、その余りによって求められる。例えば今日、5月15日は旧暦に直すと4月11日になり、余り3だから友引。余りが0の日は大安、5なら仏滅となる◆この旧暦と六曜を巡って「旧暦2033年問題」と呼ばれる厄介な問題がある。同年後半から翌34年前半にかけ、旧暦の日付、正確には月名と閏月が決められなくなる。そのため、旧暦に基づく六曜も決められなくなるというのだ◆30年には団塊の世代が皆、80歳以上になる。本格的な多死社会が到来しているはずで、社会問題になりかねない。六曜を見て葬儀や火葬の日取りを選ぶ習慣は今も根強く、14年後のこととはいえ宗教界にとっても対策は必須であろう。(三輪万明)

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