PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回「涙骨賞」を募集
PR
第16回「涙骨賞」を募集 中外日報宗教文化講座

年を重ねる

〈コラム〉風鐸2019年7月1日 11時26分

高齢のドライバーによる重大な交通事故が相次ぎ、加齢による身体能力の低下や認知症の問題に関心が高まっている。少子高齢化の社会を背景とした出来事であるのは間違いないが、体力の衰えはあっても意識や気力に老いを感じさせない元気な高齢者もたくさんいる◆人命に関わる重大事故をなくすためにどうしたらいいのか。免許証を自主返納する割合も年々増えているという。だが問題の全てがそれで解決するわけではない。移動手段(足)を持たなければ生活できない地域の高齢者は別の現実に直面する◆「人生100年」の時代に高齢者の引き起こす問題ばかりをクローズアップすれば、経験豊かなお年寄りに肩身の狭い、生きづらい晩年を強いることになる。年を重ねて生きてきた人を「幸麗者」として受け入れることのできる社会づくりを目指すのは、後に続く者の責務だろう◆90歳の母親を介護するため外出できなくなった若宮正子さんは、還暦になってパソコンを学び、一からプログラミングを習得して「ひな壇飾り」のゲームまで開発した。これが「80すぎのオババが作ったハイシニアが楽しめるひな壇飾りアプリ」として世界的に話題となった◆国の医療制度は高齢者をさらに区別しているが、老いに前期も後期もない。生死はひとつながりの時間である。老いることは生命の衰えであると同時に成熟の極みでもある。(形山俊彦)

動物実験といのち

7月22日

動物実験を巡る問題を論じる研究会に参加した。薬剤などを動物で試すのは虐待だという訴えと科学の進歩との調和を図る試みは多様で、最近は国際的な基準によって、微生物や細胞、知覚…

トランプ流

7月16日

韓国・板門店で6月30日に電撃的に行われた第3回米朝首脳会談は世界を驚かせた。朝鮮戦争停戦の軍事境界線を踏み越えて握手する両首脳の映像は、直前の華々しいG20大阪サミット…

100人に1人

7月9日

推計61・3万人――。40~64歳の中高年層における、引きこもりの状態にあるとされる人の数である。今年3月、内閣府が公表した。2015年度に公表された15~39歳の54・…

持続可能な社会 SDGsと宗教界の貢献

社説7月19日

出生前検査への対応 いのちの意義捉え直す

社説7月17日

政治家は判断示せ 核兵器禁止が指し示す未来

社説7月12日
宗教文化講座
  • 中外日報採用情報
  • 中外日報購読のご案内
  • 時代を生きる 宗教を語る
  • 自費出版のご案内
  • 紙面保存版
  • エンディングへの備え― 新しい仏事 ―
  • 新規購読紹介キャンペーン
  • 中外日報お問い合わせ
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加