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スマホ読経

〈コラム〉風鐸2020年5月7日 10時30分

新型コロナは緊急事態宣言という戦後初の事態を引き起こした。いまや感染経路が確認できない例が多数を占める。その中でグーグルやアップルはスマホを利用して濃厚接触を追跡するシステムを開発したと伝えられる。「プライバシーを守る」ことは強調されているが、全世界が中国型の監視社会に同化していくのは回避できないだろう◆宗教を取り巻く状況も変わる。最近、スマホで葬儀の読経という宗教ビジネスも現れた。ネット上のPRを見ると、疫病蔓延で対面式のコミュニケーションが忌避されることに便乗する雰囲気もある◆しばらく前、社にかかってきた電話を思い出した。ある寺の檀徒から、悪質な住職を何とかしてほしいという相談。苦情の一つがスマホを通して枕経を済ませる、というものだった。その時は「とんでもない話」と同情したのだが、これからは選択肢の一つになるのか?◆以前からネットを通じて申し込む墓参り代行サービスはあり、ネット墓地の墓参りも耳新しくはない。しかし、コロナ問題を機に人々の宗教的行動も変わった。それに応えた宗教ビジネスもさらに増加し、多様化するだろう◆新しい疫病に対する闘いは長期化するという見方は強い。感染リスク回避のために生じた社会の変化も一過性のものだけではなく、IT化の加速とともに恒常的な在り方の変容につながりそうだ。(津村恵史)

マスク禍

8月3日

コロナ禍が長く続き、お寺の法要でもマスク着用が普通になってきた。読経する僧侶も参列する信者も、梅雨で湿度の高い中、互いを思いやって息苦しさを我慢している。町を歩いていても…

「中枢」と「洗脳」

7月28日

米映画の典型を見た。社会の中枢を握った邪悪な者が支配のため情報操作などでひそかに市民を“洗脳”する。彼らはあるいは吸血鬼あるいはゾンビに改造され“善良な市民”を害する。「…

虎より怖い政治

7月20日

知人の大学教授の体験談。数年前、中国から日本に帰国する際、北京の空港の出国審査で別室に呼ばれた。公安と思しき係官は旅券を見ながら「あなたはたびたび我が国に来ているが、目的…

どこに希望があるか 核軍事体制とコロナ後の世界

社説7月31日

愛国心の悪用 共生に逆らう動き警戒を

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