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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
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宗教文化講座中止のお知らせ 墨跡つき仏像カレンダー2020

観光の危機

〈コラム〉風鐸2020年6月22日 09時26分

新型コロナウイルスは世界経済に大きな影響を与えている。中でも観光業の打撃は深刻だ。日本は成長戦略の柱として観光立国を打ち出し、今年に4千万人の外国人訪日客を受け入れる目標を掲げていたが、インバウンド頼みの戦略は見直しを迫られている◆年間約150万人の参拝・旅行者が訪れる高野山は5月後半に拝観を再開したが、団体参拝は見られずシャッターを下ろしたままの商店も多い。とりわけ本山の塔頭寺院が営む宿坊は宿泊者がほぼゼロの状態だという。高野山、宿坊文化の危機を救う一助にとクラウドファンディングを使って情報発信する山内僧侶の話題を本紙で報じた◆国内が収束しても世界の感染が落ち着かない限りインバウンドの回復は難しいだろう。まずは第2波を防ぎながら、国内需要を掘り起こしていくしかない。コロナ収束後にやりたいことを問う複数のアンケート結果を見ると、国内旅行を挙げる人が多いようだ。国や自治体の支援も求められる◆破綻したホテルや旅館の再生を手掛けてきた星野佳路・星野リゾート代表は「100年に1度の危機」をどう乗り越えるのか。「観光は地域に根差した産業。地域の人々が地域の魅力について、コロナ以前よりもよく理解し知っていることが大きな力になる」と語っていた◆コロナ禍を、地元の魅力を見つめ直しアピールする好機にしたい。(飯川道弘)

ハンコと御璽

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「新しい生活様式」に押し出され、日本のハンコ文化は徐々に日陰のものとなっていきそうだ。ハンコの手間で仕事が停滞することもある。一日に何回も書類にシャチハタを押していると、…

アフターコロナ

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新型コロナウイルスの感染が広がり始めた頃、寺院の将来に対する悲観論がよく聞かれた。「お寺に人が集まれなくなって檀家が離れていく」「葬儀や法事が行われなくなる」……◆危機感…

「仕方ない」?

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新型コロナの感染拡大の中、「自粛」と芸術表現活動との関係が問題になっている。ある劇作家は予定した演劇公演について、表現することの意義と感染防止の重要性について関係者で議論…

拡大する格差と差別 問われる「平等」の理念

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「震災伝承ロード」 伝える熱意と工夫が重要

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