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長い一年

〈コラム〉風鐸2021年2月22日 10時59分

1月12日に90歳で亡くなった、ノンフィクション作家の半藤一利さん。太平洋戦争や昭和史に関する数多くの作品から、「昭和史の語り部」と呼ばれた。硬派なノンフィクションから洒脱なエッセーまで幅広い著作を物し、ファンを魅了した◆『日本のいちばん長い日』『ノモンハンの夏』などの代表作に通じるのは、歴史という過去の人々の営みから何を学ぶかという視点だろう。検証者として歴史を洞察し、現代に問い掛け続けた作家だった◆その半藤さんなら、「日本のいちばん長い年」と呼んだかどうか。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最初の緊急事態宣言が出されたのは昨年4月7日のこと。間もなく、1年になろうとしている◆この一年で、国内の感染者数は急増した。東京五輪・パラリンピックの延期、第2、第3波の到来、2度目の緊急事態宣言発出という変転を経験してもなお、コロナ禍の長いトンネルは、出口の見えない状況にある◆この間、手を握ることも別れを告げることもできず最愛の人と死別した多くの人がいる。働きたくても働けない人、過酷な医療の現場に立ち続ける人もいる。様々な制約と忍耐を強いられる中、人々の人生観や死生観、仕事観も大きく変わらざるを得ない。長い一年から、何を学ぶことができるだろうか。コロナ後の社会を展望するためには、学ぶ姿勢が重要になる。(三輪万明)

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