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中外日報宗教文化講座2021 第18回「涙骨賞」を募集

ラジオと新聞

〈コラム〉風鐸2021年4月5日 09時18分

携帯電話の普及に伴い一般世帯での固定電話保有率が減少している。かつて街角に林立していた公衆電話を見掛けることもほとんどない。茶の間で父親が朝刊を広げる風景はすでに過去のものとなり、スマートフォンを持つ若者のテレビ離れも加速している◆戦後、テレビは東京五輪の熱波に乗って全国津々浦々に行き渡り、全盛期を謳歌してきた。一方、存在感を失うかに見えたラジオは、その後安定した聴取率を獲得し、働く人たちを中心に今も根強い支持基盤を維持している◆テレビは目と耳で視聴し、新聞は目と手を使って読む。ラジオは耳だけで、空気やにおいを感じるように情報を得ることができる。災害時に頼みとなるのもラジオである。テレビや新聞にない特性が時代の荒波を生き抜く最大の強みとなったのだろう◆新聞の特性は二次元ペーパー上に集約された情報を目で読むところにあり、一過性ではないから内容を再確認できる。しかしテレビやラジオのように情報を電波に乗せ、時空を超えて読者に届けることはできない。紙面を運ぶ流通手段をアナログシステムに依存している。ネット配信の必要性がそこにある◆次の時代を新聞が生き延びるためには、テレビにもラジオにもない紙媒体という特性を武器として生かせるかどうかにかかっている。その際問われるのは事実を掘り下げ、問題の核心に迫る取材力だろう。(形山俊彦)

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