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中外日報宗教文化講座2021
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花見文化を世界に

〈コラム〉風鐸2021年4月19日 09時34分

今年の桜前線は例年より速足で日本列島を北上し、京都市内のソメイヨシノは1週間ほど早く3月末に満開となった。桜が見頃と聞くと落ち着かなくなる性分だが、昨年に続き今年も新型コロナのせいで花見を我慢せざるを得なかった◆花見という日本の習俗は奈良時代の貴族の行事が起源とされ、鎌倉・室町期に武士に、江戸時代から庶民にまで広がったといわれる。豊臣秀吉の「醍醐の花見」に代表されるように京都には桜の名所が多いが、今年は花見行事の大半が中止となった◆満開の桜の下で、また花吹雪の舞う中で、親しい仲間と宴を張る楽しみは格別で、世界の人々とも分かち合いたい日本文化だと思っていたら、「日英桜植樹プロジェクト」という運動があるのを知った◆ホームページによれば、在英日本企業や日本人会など民間主体の取り組みで、日英友好のシンボルとして桜の苗木約6500本を英国全土に植えるという。今年中に160カ所の公園、400以上の学校に寄贈する計画だ◆友好の桜といえば、米国ワシントンのポトマック河畔の桜並木が有名だろう。1912年に当時の東京市長・尾崎行雄が寄贈した約3千本で、今年も4月上旬に満開のニュースが届いた。30年後には英国各地で桜が咲き、その下で英国人が花見を楽しむ。HANAMIが単語として定着するかも、と想像すると心が弾む。(士竪俊一郎)

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