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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第18回「涙骨賞」を募集
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中外日報宗教文化講座2021 第18回「涙骨賞」を募集

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〈コラム〉風鐸2021年7月26日 09時21分

1924年から32年にかけて、米シカゴ近郊の大規模工場で、とある実験が行われた。生産性を向上させる要因は何か。8年間にわたり、様々な条件下で検証が繰り返された。舞台となったウェスタン・エレクトリック社の工場があった地名から、「ホーソン実験」と呼ばれる◆一連の実験では、工場内の温度や明るさを変えたり、休憩時間や就業時間を変更したりして、生産性が変動するかを観察した。また、2万人を超える従業員と面談を行い、何にやりがいを感じるのかを聞き取るなどした◆その結果、生産性は外的・物理的な職場環境より、人間関係に左右されていることが分かった。上司や周囲の関心と期待が労働意欲を高め、生産性向上につながるというのだ。期待に応えようとする心理的行動が好結果につながることを「ホーソン効果」と言い、企業の人材育成や学校教育などの分野で活用される◆スポーツで言えば、選手にホーソン効果をもたらすのは観衆の声援だろう。23日に開会式を迎える東京五輪はほぼ無観客での開催となり、選手のモチベーションに及ぼす影響が懸念される◆開催都市の東京都内は新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めがかからず、4回目の緊急事態宣言下にある。開催を巡る世論は二分されたままだ。せめて各国選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、声なき声援を送ろうと思う。(三輪万明)

縄文パワー

9月13日

本欄は2011年にスタートし今年で丸10年を迎えた。東北の震災復興の力になればと筆者が初めて書いたテーマは「縄文のパワーで」。その時に取り上げた「北海道・北東北の縄文遺跡…

青い光点

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アメリカ国防総省のUFO目撃情報に関する報告書が話題になっているようだ。UFOの正体は何か、本当に「宇宙人」はいるのだろうか――関心の持ち方は人様々だが、たとえUFOでは…

東と西の法話

8月30日

説教には古来、五段法や序破急などの技法や構成があるが、布教使制度を持たない大谷派は「法話はハウツーではない」と強調する。同派の同朋会運動は「封建的体質の克服」を掲げるが、…

「テロとの戦い」の錯誤 宗教者の平和活動の意義

社説9月17日

東京五輪の光と闇 開催理念の再確認を

社説9月15日

いまも消えぬ悲しみ 犠牲者遺体捜し続ける遺族

社説9月10日
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