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第18回「涙骨賞」を募集
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中外日報宗教文化講座2021 第18回「涙骨賞」を募集

青い光点

〈コラム〉風鐸2021年9月6日 09時13分

アメリカ国防総省のUFO目撃情報に関する報告書が話題になっているようだ。UFOの正体は何か、本当に「宇宙人」はいるのだろうか――関心の持ち方は人様々だが、たとえUFOではなくても異星に知的生命が存在することが確認されたら、宗教を含め文化的な影響は非常に大きいと思われる◆オズマ計画以来、地球外から届く異常な電波を巨大な電波望遠鏡が探り続けているが、知的生命体の存在を示す証拠はまだ見つかっていない。これはある意味で当然だろう。仮に、宇宙へ向けて情報発信する程度の文明があっても、何十億年の時間の中で生成消滅を繰り返している可能性は高い。わずか半世紀ほどの探査でそれに偶然出会えると期待するのは楽観的過ぎる気がする◆ペイル・ブルー・ドットという有名な写真がある。かすかな青白い点。見たことのある人も多いと思う。海王星や冥王星の軌道以遠の空間から、ボイジャー1号が撮影した地球の姿である◆広島・長崎の原爆もナチのホロコーストもこの儚げな淡い光点の上で起こった。紛争や弾圧、差別、貧富の格差拡大などもペイル・ブルー・ドットで現在続いていることだ◆外に広がるのは「無限の空間の永遠の沈黙」である。UFOや商業宇宙旅行の話題、「居住可能」な太陽系外惑星の探求などは、その中で人類の未来をつなぎ止める切ない夢かもしれない。(津村恵史)

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