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東と西の執務方針

〈コラム〉風鐸2021年10月26日 09時53分

本願寺派の総長が宗会冒頭で行う執務方針演説は、門主の動静報告から始まる。管長の動静報告から演説を始める例は他宗派にもあり、特別珍しいわけではないが、門主を求心力の核に据える教団運営の一端をよく表している◆法主制を廃止した大谷派を除く真宗教団の宗務行政は、程度の差はあれ「門主の意を体して行う」という擬制をとる。具体的には門主が発する消息などを施策の裏付けとする手法で、門主が宗務行政上の大きな権限も持つ本願寺派は特にその性格が色濃い。近年では親教「念仏者の生き方」が典型だが、それらのテキストや宗内の反応を読み解くことがこの教団の現状把握の基本となろう◆一方、大谷派の宗務総長の演説は、同朋会運動の精神や世相などを照らし合わせながら教団の在り方を問うことが多い。同派特有の宗教哲学的な言語感覚を反映した格調高い文言には「教団の原点」に対する強いまなざしが通底する◆それは戦後の「お東紛争」の苦難と同朋会運動が掲げる「教団の本来化」への意思を確認する、ある種の儀式のようにも見える◆ただ、運動は形骸化が甚だしいとされ、今年6月の宗会で内局が示した宗務改革原案の序文には「『同朋社会』の理念が空文化」と明記された。ここ2年、演説から「同朋会運動」の語がほぼなくなったことも指摘されている。教団は曲がり角に来ている。(池田圭)

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