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来年の漢字は

〈コラム〉風鐸2021年12月27日 10時27分

京都・清水寺で発表された今年の漢字は「金」だった。2年前、2020年の漢字として本欄で予想していたが、1年遅れで的中?したことになる。2位はわずかの差で「輪」。東京五輪の金メダルラッシュなどがあり、順当な結果だろう◆4位の「変」は昨年が5位。近年ベスト10の常連だが、今年はコロナの変異株と気候変動を理由に挙げる人が多かったという。いずれも来年、そして未来の人類に関わる大きな課題だ◆オミクロン株が世界を席巻しつつある。ウイルスは人から人へと感染を広げる中で少しずつ変異を起こす。ウイルスに変異をやめさせるには感染を抑えるしかない。ワクチン接種や治療薬の開発は進んでいるものの、一人一人が基本的な対策に努める日々はしばらく続きそうだ◆昨年は1位の「密」のほか禍・病・菌・疫などコロナ禍を象徴する漢字が目立ったが、今年は「楽」「希」「明」など前向きなイメージの語が上位に並んだ。国内で感染者数が落ち着いていることに加え、来年に向けた願いも込められているようだ。岸田文雄首相は自らの今年の漢字に開拓の「拓」を挙げた。「新しい時代を拓くのが来年の目標」という◆22年の漢字を予測するのは難しいが、文字通り明るく楽しい希望に満ちた黄金の一年になるよう、世界の人々が輪になって時代を開拓・変革し、人類の課題に対処することを願っている。(飯川道弘)

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