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宗教文化講座 翠雲堂

みんな尊い

〈コラム〉風鐸2022年2月28日 09時19分

ある日突然、誰もが当事者になる可能性がある。超高齢社会を迎え、認知症への対応は国を挙げて取り組むべき待ったなしの課題だ◆認知症研究の第一人者で、自らも認知症になったことを公表した精神科医の長谷川和夫氏が昨年11月に亡くなった。認知症の検査で今も用いられる「長谷川式スケール」を世界に先駆けて公表。侮蔑的な意味を持つ「痴呆」という言葉を「認知症」に改めるため尽力した◆認知症になってからは専門家でも発症するのだと患者目線で発信を続けた。「みんな違って、みんな尊い」など氏が遺した言葉の数々は認知症に関わる人たちを支え、勇気づけた。認知症は型にはまった固定したものではなく、日によって、朝夕でも症状は変わるとして「今を大切に、その人らしく生きていく」ことの大切さを説いた。身近な者の介護に関わる筆者もうなずかされる◆厚労省によると日本の認知症高齢者は現在約600万人。2025年には700万人(高齢者の約5人に1人)になると予測され、世界では50年に1億5千万人を超えるとの試算もある。政府は19年に決めた「認知症施策推進大綱」を受け、認知症になっても希望を持って日常を過ごせるよう「共生と予防」の取り組みを進めている◆地域社会の見守り強化や支援体制の充実が急がれる。まずは一人一人が認知症への理解を深め、共生社会への一歩にしたい。(飯川道弘)

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