PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
お位牌Maker
PR
宗教文化講座 翠雲堂

東西の聞法事情

〈コラム〉風鐸2022年4月11日 13時05分

真宗大谷派のトップの地位は戦後の「お東紛争」を通して「本派の師主」たる「法主」から“聞法の首位”を任じる「門首」に改められた。こうした門首の定義には「では、教化は誰が担うのか」といった批判もあるが、聞法を最重要とする「教団の本来化」への強い願いが反映されている◆もっとも、少なからぬ大谷派の僧侶の証言によれば、報恩講等の法要に出勤した後、法話を聞かずに帰ってしまったり控室で雑談に興じたりしている僧侶は多いという◆一方、浄土真宗本願寺派のトップである「門主」は「法灯を伝承して、この宗門を統一し、宗務を統理する」「宗意安心の正否を裁断する」とオーソドックスな定義だが、宗門関係者にとって聞法が最重要事項であることは大谷派と何ら変わりない。両派の本質的性格は「聞法教団」だ◆しかし、少なからぬ本願寺派の僧侶の証言によれば、報恩講等の法要に出勤した後、法話を聞かずに帰ってしまったり控室で雑談に興じたりしている僧侶は大谷派同様、多いそうだ◆これに関連して言えば、東西本願寺の女性たちから「家事や育児の大半を担わされている事情で落ち着いて聞法するのが難しい」との憤りや嘆きの声が聞かれることもある。ある女性寺族は「法話の場にいても、子どもの面倒を見ながらだとなかなか集中できない。ゆっくり聴聞する時間がほしい」と語った。(池田圭)

マスクと聴覚障害

5月23日

新型コロナウイルスの感染者数は依然減らない状況だが、本格的な夏を前に、屋外ならばマスクを着用しなくてもよいとの議論がある。熱中症のリスクを下げるためなどがその理由とされる…

脱マスク論

5月16日

長引くコロナ禍で必需品となった最たる物と言えば、やはりマスクだろう。当初の供給不足もなくなり、今やマスク着用はすっかり習慣化した。一方、ワクチン接種が進んだことや感染者数…

活躍するAI

5月2日

AI(人工知能)活躍社会が到来しつつある。NHKの気象情報やニュース番組を見ていると、画面の隅にAIアナウンサーの音声だと告知されていることがある。そのつもりで聞いても流…

僧侶の生老病死 寺院の外で迎える老後

社説5月25日

いのちを社会で育てる 内密出産と不妊治療

社説5月20日

戦争の愚かさ 時代遅れの悪質なプライド

社説5月18日
このエントリーをはてなブックマークに追加