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宗教文化講座 翠雲堂

自由の範囲

〈コラム〉風鐸2022年4月25日 11時17分

米国ロサンゼルスで開かれたアカデミー賞授賞式で、コメディアンが妻を侮辱したと思った俳優が相手を平手打ちした事件はいまだに尾を引いている◆暴力は論外だが、興味深いのは日本国内で、妻の名誉を守るため、として俳優を擁護する意見が目立ったこと。ジョークに対する許容度は彼我で多少異なるのか。それ以前に宗教も含めて「自由」そのものについての感覚の差があるのかもしれない◆米・国務省の『国際宗教の自由報告書』に目を通していると、自由弾圧の情報の典拠に、文化庁『宗務時報』ではまず使うまいと思われるものも含まれる。信教の自由の「違い」を感じるところだ◆他方、自由な言論を通じて民主主義社会を形成するという前提から、宗教に対する侮辱的表現も法律上の規制は抑制される。神聖なものへの冒涜と受け止められても、この自由は護られなければならないとする考え方は、フランスのシャルリ・エブド襲撃事件に関わる議論の焦点でもあった◆日本ではネット中傷の深刻さを考慮し、侮辱罪を厳罰化する刑法改正案が国会に上程された。一方で「宗教2世」をテーマとした漫画の掲載を出版社が取り下げ「特定の宗教や団体の信者やその信仰心を傷つけ」た、と謝罪文を発表したことが話題になっている。当該団体からの圧力はあったのか。表現の自由と自主規制の対応も問われる。(津村恵史)

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