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宗教文化講座 翠雲堂

丸山照雄の予言

〈コラム〉風鐸2022年7月25日 11時10分

「現実批判を基底とする教団改革の教学が後退すれば、かわって浪漫主義、あるいは啓蒙主義的な近代教学の思潮が主流を占めてくるでありましょう。やがて管理化された教団をおおうであろう教学は(中略)文化主義的装いをもって登場するでしょう」「今日では同朋会運動という名前はのこっておりますが、すでに〈運動〉は消滅しているからです。真宗大谷派は〈運動〉をめざすのではなく〈組織化〉をめざしている」……◆大谷派の宗務当局が昨年提起した行財政改革の素案「内局案」に対する意見に、同朋会運動の総括・点検の欠如や、改革を機とした運動の新たな展開への言及がない、という批判があった。「この改革案は単なる組織論・財政論にすぎない」という声である◆冒頭の言葉は、宗教評論家の丸山照雄が1983年に行った講演の記録を91年に加筆した論考にある(『丸山照雄 同朋会運動論集』、北陸聞法道場刊)。この講演は81年の新宗憲制定を踏まえたもので、教団改革を巡って当時から同様の問題意識を持つ人々がいたことを示す◆丸山は戦後に伝統仏教各派が展開した宗門運動の中で同朋会運動だけが本質的に現代仏教の改革を目指す「教学運動・信仰運動」であると主張したことで知られる。大谷派では評価が分かれる人物だが、そのまなざしは昨年来の宗務改革論とも呼応しよう。(池田圭)

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