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弱さと強さ

〈コラム〉風鐸2023年12月13日 13時13分

人は誰でも「弱さ(ウイークネス)」を持っている。年齢を重ねれば、慢性的な疾患で体が動きにくくなるだろうし、生きる意欲がどうにも湧かないということもあるかもしれない。しかし同時に人は「強さ(ストレングス)」を併せ持っている◆疾患で一部の身体的機能は失われても、他の身体能力や様々な助けによって補うこともできる。また、何かをしたいと思う気持ちや希望、友人の存在などは、その人の持つ資源であり「強さ」となり得る◆ケアマネジメント(居宅介護支援)のよく知られた技法に「ストレングスモデル」がある。福祉サービスの利用者が生活ニーズを満たせるよう、弱さよりも強さに着目したアプローチだ。マイナスの状況をゼロに戻そうとする発想より、ゼロからプラスの状況に向けて支援を図る◆例えば脳梗塞の後遺症で左の手足にまひがある人は、歩くことが難しくなるけれども、右の手足は動く点に目を向けるとこれが「強さ」となる。ケアマネジャーは、つえ歩行や車いすを使った移動を利用者目線で提案し、利用者の生活機能を高めていく◆内在する強さを見いだしてその人の生活をよりよいものに変える発想は、ケアマネジメントの分野に限らず日々の生活でも有効ではないか。自分の弱さと強さを認識し、自らの能力や職場・地域などの環境を活用しながら、常に自分らしくあり続けられたらと願う。(須藤久貴)

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